コロナでパタヤ(タイ)は大きく変わる?
- 2020/11/5
- タイ情報
先日、久しぶりにパタヤへ行ってきました。
パタヤはバンコクから気軽に行ける観光地で、
大きな歓楽街もありコロナ前は外国人観光客で賑わっていましたが、
今はどうなっているでしょうか。
かなり落ち込んでいるという情報はニュースやネットで認知していましたが、
実際に行ってみると予想以上にコロナの打撃を受けていました。
大きなプールやプライベートビーチにあるファミリー向けのホテルは、
タイ人客がかなり戻ってきていますが、
単身の旅行者向けのホテルは閉めているところも多いです。
ビーチチェアーが所狭しと並び、大いに賑わっていたビーチも閑散としていました。
タイ人は日焼けを嫌い日中はビーチに行かないので、外国人観光客がいないと商売になりません。
夜に有名な歓楽街であるウォーキングストリートに行ってみましたが、
かつての賑わいは見る影もありませんでした。
きらびやかなネオンが名物だったウォーキングストリートですが、
店舗の7割は休業中で、驚くほど暗い通りになっていました。
営業している店では一生懸命呼び込みをしていましたが、
その声がなんとも虚しく聞こえました。
タイの観光業はGDPの2割ほどを占めておりますが、
パタヤの様な観光都市は他の都市よりコロナの打撃は深刻です。
欧米ではコロナの第二波が猛威を振るっており、観光客が戻るのはいつになるかわかりません。
観光業はお先真っ暗という感じのパタヤですが、
チョンブリやラヨーンといった工業地帯が近くにあり、
バンコクと高速鉄道で結ばれる予定なので、観光業が振るわなくても、
工業地帯の中核都市として発展するポテンシャルは大いにあります。
コロナを機に大きく街の雰囲気が変わっていくでしょう。