タイは総選挙のため、2週続けて週末が禁酒日

3月24日の総選挙の投票日を目前に控えたタイでは、通りには候補者のプラカードが並び、各党の党首がテレビ出演したり、イメージアップに庶民的な場所に顔を出したりしていますが、今後のタイを大きく変える8年ぶりの総選挙というわりには、意外と静かな印象です。

候補者が手を振りながら走る選挙カーは、ときおり見かけますが、日本の候補者ほどガムシャラに有権者に訴えるという感じがないです。日本の選挙前の大騒ぎに慣れてしまったから、そう感じるのかもしれませんが。

選挙の結果予想はいろいろ出ていますが、結果よりも在タイの外国人にとって気がかりなのは、どこが勝っても負けても、混乱が再燃するという不安です。以前、反政府運動で空港や幹線道路が封鎖された事がありました。それは市民生活や経済に多大な影響を及ぼすので、なんとしても避けて欲しいものです。どこが勝ってもいいから、選挙後は混乱せず落ち着いて欲しいというのが、日本人を含む在タイ外国人の本音でしょう。

ちなみに3月24日の投票日とその前日は、禁酒日になります。選挙投票日の前日当日に禁酒にする理由は、前日酔っ払って当日二日酔いで投票に行かなくなるからとか、投票する党や政治家を間違える恐れがあるからのようです、期日前投票日の1週間前の土日(3月16日、17日)も禁酒日でした。このタイミングで旅行にきた観光客はかわいそうです。それよりもかわいそうなのは、2週続けて土日にお酒を売れない、バーや居酒屋。今月は売り上げ大打撃です。

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