故障続きのBTS タイでは忍耐も必要

 ここ数日、タイでは北部チェンライ郊外の洞窟に入ったまま、豪雨により行方不明になっていた、地元のサッカーチームの少年とコーチの13人が無事発見されたニュースで沸いています。

 洞窟内からの救出には、まだ時間がかかる見込みで、予断を許さない状況ではありますが、なにはともあれ生存が確認できてよかったと、タイ国民がほっと胸を撫でおろしています。

 この感動的なニュースとは対照的に、多くのバンコク市民にストレスを与えたのが、6月の後半から頻発するバンコクの高架鉄道BTSの故障による遅延と駅の大混乱。駅構外まで人があふれ、駅への入場制限が行われる駅もありました。

 原因は運行システムの故障とのことですが、 7月4日の通勤時間帯に再び故障し、大混乱となりました。トラブル続きのBTSへは批判が殺到し、日本の鉄道を見習えといった声も多くあったようです。

 BTSは故障続き、道路は大渋滞となると、バンコクで時間を守るのは、難しくなりますが、もともとタイ人は時間に遅れることに対しては無頓着で、それはタイでビジネスをする日本人がまずイライラするところです。

 連絡もなしですっぽかされることもありますので、遅刻しても来るだけマシくらいの大きな気持ちで、どっしり構えるのもタイでビジネスを進めるうえで、必須のスキルといえるでしょう。

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