中国 5中全会で5カ年計画提案が通過

中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が10月29日に閉幕した。現地メディアによると、会議では第14次5カ年計画と2035年長期目標の提案を採択。第14次5カ年計画では「科学技術の自立自強を国家発展の戦略的支柱にする」として科学技術強国の建設加速、ネットやデジタル化の強化を提唱した。科学技術を今後15年の発展の主線とし、2035年までに基本的に社会主義現代化を実現させ、1人当たり国内総生産(GDP)を中進国のレベルにする目標を示した。新型コロナウイルス肺炎(COVID—19)の流行が続くことから第14次5カ年計画では内需の発展がもう1つのポイントとなった。会議では国内市場の強化拡大によって国内の大循環を形成し、国内と国際の2つの循環によって消費の全面促進、投資空間の開拓を図ることを提唱した。会議報告では最後の部分で香港、マカオ、台湾に言及し「香港、マカオの長期的繁栄と安定を維持しなくてはならない」と強調した。

 

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