タイの中国系はタイに同化

毎年3月下旬から4月の5日まで、タイの中国系の人たちは、日本のお彼岸のように墓参りに行きます。この行事は「チェンメン」と呼ばれています。

タイでは多方面で中国の影響を見ることが出来ます。そもそもトンブリー王朝を開いたタークシン王が中国系で、タークシンの両親の故郷である潮州系の華僑がたくさんタイ国内に移り住んだようです。

こうした歴史的背景から、タイの華僑は広東省潮州の出身者の割合が、一番多くなっています。ちなみにタクシン元首相も中国系ですが、タークシン王とはタイ語のつづりが異なる違う名前です。

中国の影響は文化や習慣だけでなく、しかし世界各国で強固なコミュニティを築いている中国系のなかでは、タイほど中国色の薄い現地に同化した中国系は珍しいでしょう。

名前は中国名ではなくタイ語の名前を使い、中国語を話さず、タイ人との混血もかなり進んでいます。自分の先祖は中国系と知っているタイ人は多いですが、特に中国に対する思い入れも愛着もなく、アイデンティティはタイ人です。

他の東南アジアでは、歴史的に中国系との小競り合いから大きな排斥運動までありましたが、タイの中国系はタイ人との同化が比較的スムーズでした。現在でもタイの財閥のほとんどが中国系で、政財界に大きな影響力を持っていますが、タイでのビジネスの際、相手が中国系だったとしても、特にそれを意識する必要はありません。

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