香港鉄路（ＭＴＲＣ）は８月３日、深セン地下鉄１３号線の建設プロジェクトを落札したと発表した。４日付現地各紙によると、ＭＴＲＣの１００％子会社である港鉄技術諮詢（深セン）と中鉄電気化局が提携し、深セン市軌道交通１３号線公私共同プロジェクトを落札。車両、信号、自動券売機システムなどの機電設備とレール敷設工程が含まれており、投資総額は約４９億１０００万元に上る。融資と新株発行で資金を調達する。ＭＴＲＣは次の段階として深セン市政府とプロジェクト投資、建設、運営の期限を３０年とする契約に調印する。プロジェクト運営会社の持ち株比率は港鉄技術諮詢（深セン）が８３％、中鉄電気化局が１５％、深セン市政府が２％となる。１３号線は深セン湾税関・出入境管理所と接続し、総延長は２２．４キロメートル、計１６駅が設置され、２０２３年に開通する予定だ。