今、クアラルンプールにおります。
昨日、マラッカからKLに戻ってきました。
マラッカも5回以上行っているでしょうか??
以前とは大分変わっています。
ここには有名なアーティストのチャーリー Chamがいます。
オラウータンハウスのTシャツ店のオーナーです。
彼ともいろいろと話をしましたが、マラッカもここ数年で大きく変わったとの事。
彼は、中国語、英語、マレー語、そしてフランス語を話します。
私は、彼に中国語で話しかけたところ、「中国語はわかるけど、英語で話してくれ」
と少し不機嫌な顔をされました。
その後、片言のフランス語で話かけたところ、急に態度が変わりました。
また私たちが日本人とわかると、急に笑顔になり、いろいろな話をしてくれました。
言語ができることはいいことですね。
でも
- 使い方
- タイミング
- 相手を見て、どう切り返すのか
など、臨機応変に対応しないといけないことを、またひとつ、Chamさんとの会話で勉強させて頂きました。
私は、フランス語ができるわけではありません。
私は、ある手法を使って、片言のフランス語を覚えて、まるでフランス語ができるかのように話すことがあります。
その手法は下記にありますが、お手すきの際にご確認下さい。
https://ameblo.jp/kurokawa-yujiro/entry-12343054955.html
海外には足を運ばないとわからないことが多いことは、わかっているものの
やはり来てみないと本当の事はわからないようです。
マレーシアは、マレー、華僑、印僑の大きく分けて3民族が混在する多民族国家です。
みんな普通に、英語とマレー語、そして自分の民族の言葉(中国語、タミール語、ヒンディー語)など
複数の言葉を話しますね。
外国語がたくさんできると、日本では
- 頭がいい
- 素晴らしい
- 尊敬に値する
と思われがちです。
海外でビジネスをする際には、相手との駆け引きなどが必要になります。
相手が外国語をたくさん話すと知った日本人ビジネスマンは、果たして対等にビジネスの議論をできるのでしょうか??
どのようにして対等にビジネスの議論を進めて、相手側に有利になり過ぎないように交渉すればいいのでしょうか??
ここの所含めて、日本の会社は海外事業における本質的な問題について、もう少し真剣に再考察しなくてはいけない、
と私は考えますが、皆様はどう思われるでしょうか?
そんなことも含めまして
1/31のCFO協会で
「アジアを透明化する」
という題目で講義をさせて頂きます。
http://www.cfo.jp/seminar/cfoseminar/?eventid=6733
参加頂きたく、宜しくお願い致します。
黒川裕二郎