中国 上海、2区に分けてロックダウン
- 2022/3/28
- 中国情報
上海市では新型コロナウイルス感染症(COVID—19)流行状況が悪化していることから全市民の強制検査を行うこととなった。3月28日付現地各紙によると、上海では26日に2676人の感染が確認され、全国の半分を占めた。過去1週間の新たな地場感染者は1万人を突破し、うち無症状感染者が9915人を占めている。上海市政府はロックダウンは不可能と表明していたが、27日夜、黄浦江を境に2大エリアに分けて28日から全市民のPCR検査を行うと発表。まず浦東エリアを4日間封鎖した後、続いて浦西エリアを4日間封鎖する。封鎖エリア内のすべての人は外出禁止、地下鉄・バス・タクシーは運行停止。これによってゼロコロナをできるだけ早く実現するという。27日夜の浦東では依然としてスーパーなどが午前零時まで営業を続け、多くの市民が物資を買いだめしていた。