中国 全人代で香港の選挙制度改革を審議

全国人民代表大会(全人代)は3月4日夜に記者会見を行い、今会議の10項目の議程を発表。全人代常務委員会が提出した「全人代が香港特区の選挙制度を改善する決定(草案)」の議案審議が含まれていることが分かった。5日付現地各紙によると、全国政協の張慶黎・副主席と夏宝竜・副主席(国務院香港マカオ弁公室主任)は4日夜、政協礼堂で香港の政協委員と接見し、香港選挙制度の改革案を説明した。行政長官選挙委員会に第5分野を新設し議席数は1200人から1500人に拡大、ただし区議会議員の117議席は撤廃する。行政長官候補の指名ハードルは150人から188人に引き上げ、各分野から少なくとも15票を得なければならない。立法会は70議席から90議席に拡大し、新たに増える約20議席は選挙委員会から選出、区議会第2枠(俗称・超級区議会)の5議席は撤廃する。各政協委員には会議の内容を公表してはならず、11日に全人代が決定を発表して初めてコメントできると指示した。

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