香港 スタンダード・チャータード銀行が本店オフィスを縮小

スタンダード・チャータード銀行はセントラルにある本店の8フロアの賃貸打ち切りを検討していることが明らかになった。2月5日付現地各紙によると、これはブルームバーグが報じたもの。先にフレキシブルオフィスモデルを採用すると発表したチャーター銀は、セントラル本店の8フロアの賃貸更新を断念し、さらに観塘に保有しているオフィスの3フロアを3月から来年4月まで他者に賃貸する計画である。本店オフィスのオーナーである恒隆地産はチャーター銀が賃貸していた8フロア計6万平方フィートのオフィススペースを月額賃料600万ドルで他者に賃貸しようとしている。チャーター銀は在宅勤務を推進する方針によってオフィスのフロア数を減らすこととなるが、香港本店は現在のセントラルのビルに残す
方針だ。チャーター銀はこの件についてコメントを拒否。恒隆地産は定期的にオフィス賃貸の編成を見直し、慣行に従ってテナントと賃貸更新の交渉を行っているという。チャーター銀ビルはセントラルの中心部に位置し、金融や法律などの専門サービス機関には好まれているとコメント。チャーター銀は昨年11月上旬、香港を含む9市場の職員が今年初めから正式に在宅勤務などのフレキシブルな勤務態勢を申請できるようにすることを発表していた。

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