香港の住みやすさ低下、移住希望44%

政府への不満や政治的な不安などから、香港の住みやすさへの評価が下降しているという。現地メディアによると、香港中文大学亜太研究所が今年9月18〜24日に18歳以上の市民740人に電話アンケートを行った。その結果、香港の住みやすさへの評価は49・6ポイントで、前年9月の54・4ポイントに比べ下降した。これは2017年以来で最も低い水準だ。一方、最近すでに海外移住の準備を始めたと答えた回答者は15%に上り、前年に比べ6ポイント近く増加した。また、回答者の44%がもしチャンスがあれば海外に移民するか移り住む考えがあると答えた。計画はないと答えたのは47%だった。移民か移住の意欲を持つと答えた人のうち、移住先として英国と答えた人が最も多く、次いでオーストラリア、台湾が多かった。移民を考える原因は、政府や行政長官、政策への不満が最も多く、次が政治的な闘争が多すぎることや政治の不安定で、これに香港の自由と人権が悪化することが続いた。

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