海外子会社の透明化の仕事をすると、現場ではやはり敬遠されます。
業務の棚卸、業務監査なんて、やられる方にとっては面倒で嫌なものでしかありません。
中国東南アジアの日系企業では、基本、日本人駐在員や日本本社の前では現地の従業員の方は従順で指示に従うようです。
一方で、実際には指示通りやらないことが多いのも事実です。
こういうのを
面従腹背
というのでしょうか???
私は、透明化の仕事を、北京、上海、シンセン、香港、ハノイ、ホーチミン、バンコク、マレーシア(5都市)で遂行した経験がございます。
大体どこも面従腹背でしたが、上記の都市の中でも、なかなか日本人駐在員、日本本社のいうことを聞かない場所があります。
場所により、違いがあるのは当然ですが、こうも日本人のいうことを聞かない民族というのでしょうか??現地の方は私も見たことがありません。
面従腹背どころか
面背腹背
なのです。
日本人のことを根っから馬鹿にしているというになるのでしょうか?
下に見ているということです。
皆さんは、それがどこだかわかるでしょうか?
国が違うと、言語、文化、宗教の違いなどがフォーカスされます。
そこも大事ですが、
国により、都市により、海外子会社により、どの程度、面従腹背なのかについて確認検証をする必要がある
のではないでしょうか??
ところで質問です。
面従腹背の状況を大前提にした対策を取られているでしょうか?
長年駐在する日本人が大丈夫というと、それを鵜呑みにしているということではないかと思いますが、如何でしょうか??
何を根拠に大丈夫なのか、確認する方法、牽制する体制は確立されていることは大事です。
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財務諸表で黒字化していれば、それでいいのでしょうか?
みなさん、この辺りについて、どうすべきなのか、私は
「本社取締役会の意識が変わらないといけない」
と思いますが、これは私の勘違いでしょうか?