中国本土の観光地は大賑わい

今年は中秋節と国慶節(建国記念日)が重なり中国本土では8連休となったため、各地の観光地は旅行客で賑わっている。10月2日付現地各紙によると、今回の連休は新型コロナウイルス肺炎(COVID—19)流行が始まってから最初の超大型連休となったため、民衆の間ではコロナ流行以来うっ積した旅行意欲に火がついた。多くの観光地では入場券が予約で売り切れとなったため、受け入れ人数を拡大。北京の万里の長城・八達嶺などは人であふれた。上海ディズニーランドのホテルは連休中の宿泊料が1泊約8000ドルまで跳ね上がっているが、すでに満室状態。上海、三亜、成都などのホテルの予約状況は以前と変わらなくなり、特にラサのホテル予約状況の伸び幅は最大となった。全国の高速道路が通行料無料となったため、各地で渋滞が発生し、車から降りてけんかする者や釣りをする者も現れている。連休中の国内旅行客は5億5000万人に上ると予想され、前年同期の約70%まで回復する見込みだ。

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