香港 ペニンシュラの客室賃貸率は14%

尖沙咀のペニンシュラホテルを経営する香港上海大酒店は第1四半期の業績発表を行った。香港メディアによると、新型コロナウイルス肺炎(COVID—19)流行によって旅行業とホテル業は直接的な影響を受けているが、ペニンシュラホテルの第1四半期の客室賃貸率はわずか14%にとどまり、客室の平均賃貸料4395ドルで前年同期比26.6%、前期比8.8%の下落となった。客室賃貸は前年同期比56%減、前期比22%減。賃貸可能な客室の平均収入は前年同期比85%減の616ドルで、前期比で64.1%減となった。同社のマイケル・カドゥーリー会長は、新型コロナ流行は今後数カ月で収束し、米中貿易摩擦の影響も減退しているものの、香港の政局を注視しており「今年の夏により過激な社会的動揺が発生する」との見方を示した。

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