「日本の技術は失敗を重ね、努力を積み重ね、試行錯誤を繰り返して生まれているんだよ」
というお話を、よく技術系の社長さんからお聞きします。
海外子会社の経営現場では、この現場主義というものは、どのように実践されているのでしょうか?
例えば労働契約書の話で、実際にあった話(守秘義務圏内ということで)で考えてみます。
ある会社の東南アジアの子会社に業務改善プロジェクトで行きました。
日本人の現地社長(現地としては3代目)に下記の件を事前に確認しました。
- 労働契約書は有るか
- きちんと社内レビューをしているのか
- 管理はきちんとしているか
これに対し、きちんと弁護士のレビューも通っていて、その件は設立の際に本社にも報告しているとのことでした。
本社に再確認したところ、そのような報告が初代社長からも聞いているとのことでした。
ここで、現場主義の確認です。
みなさんは、ここで終わりますか?それともどうしますか???
私は、あることをして、すぐにこの話が事実でないということを確認しました。
さて、どのようにしたのでしょうか?
次回、この件の答えをお知らせさせて頂きます。
黒川裕二郎