
ある会社が海外(中国東南アジアのある国)に子会社を設立して、資本金を入れます。
日本円で5億円注入しました。
私の友人、と申しますか、私と提携している国を問わず海外に強い会計士が、親会社からの要請で会社の業務監査に入りました
理由:
- 設立してから1年経過するが、日本の親会社に報告されることに疑義を感じる
- 出張して現地に行くと、酒を飲まされその場で握手して何となくわかった気になるが、帰国して見るとおかしく感じる
- 会計事務所も日本のメガ銀行に紹介を受けた所で、監査もしているのに、、、、なぜかおかしい
- 毎月の報告である貸借対照表には資本金のところに数字が入っている
- この状況に見かねた日本のオーナーから相談があった
この状況で、現地で調査したところ、
「やはり」、
という事実が判明しました。
私の友人と私の想定したとおりでした。
さて、みなさんに考えて頂きたいのですが、、、、
ここで質問です。
- 上記の日本の会社の海外子会社管理は、どこに問題があるのでしょうか?
- 私と、私の友人が想定したことは、みなさんの中にも同じ想定をされる方がおられますが、どういうことが想定されるでしょうか?
- メガ銀行は果たして積極的に会計事務所を紹介するのでしょうか?
海外子会社管理は、問題が起きると、何でも顧問会計士や顧問弁護士に聞けば何とかなると思っておられる方が多いようです。
その前に自分の頭で、何が問題なのか、考えて見る必要はないのでしょうか???