中国 時速600キロのリニア試験に成功

中車四方股分公司が研究開発した時速600キロメートルの高速リニアモーターカーの試験車が6月21日、上海同済大学リニアモーターカー実験線上での試験走行に成功した。現地各紙によると、時速600キロメートルの高速リニアモーターカー交通システムは国務院科学部の国家重点研究開発計画「先進軌道交通」の重点プロジェクトで、中車四方股分公司が筆頭となって研究開発を行っている。同プロジェクトは2016年7月に開始され、研究チームは試験車の研究開発に成功。線路上での動態運行試験に入っており、5両編成の工程列車の研究開発を行っている。同社は高速リニアモーターカーの工程サンプルは2020年末に完成する予定で、その後はデモンストレーション区間などの建設を開始することを明らかにした。現在、中国で開発されている高速リニアモーターカー以外には日本のJR東海が2015年に最高時速603キロメートルの超電導リニア車両L0系の試験走行に成功。2027年に東京—名古屋間のリニア中央新幹線の導入する計画だ。

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